【ストーリー】
森と泉、そして聖女ヨハンナの祈りによって守られる清浄なる大地。
安住の地をた村人たちは、慎ましいながらも平穏な日々を送ってきた。
それでも聖女の祈りが届かぬ夜がある。
太陽も月もすり抜ける魔物“アンフィスバエナ”がいる。
新月の晩は、決して外を覗いてはならない。
“アンフィスバエナ”の四つの眼に見つかってしまうから。
新月の晩は、決して家から出てはならない。
“アンフィスバエナ”の毒の息に呪われてしまうから。
新月の晩は、決して起きていてはならない。
“アンフィスバエナ”の遠吠えに心を削られてしまうから。
ずっとそうしてきたのだ……。
今日も魔物をやり過ごした。羊は減っていない。もちろん村人も。そのはずだった。
だがなんたることか! ヨハンナがどこにもいないのだ!
“アンフィスバエナ”の仕業だろうか? それとも、ここにいる誰かが……?
神秘と怪異のすきまから、今、真実が浮かび上がる。
【定員】8人
【料金】5,000円/人
【所要時間】4時間程度(感想戦含まず)